お好み焼き屋を開業する7ステップ|開業資金やメリットや失敗しないコツも併せて解説

子どもからお年寄りまでお客様となり得る、お好み焼き屋の開業を検討している方は多いでしょう。

しかし開業資金がいくら必要なのか、物件はどうやって探せば良いか分からないことが多く独立をためらっている方はいらっしゃるのでないでしょうか。

そこでこの記事では、お好み焼き屋の開業について解説します。お好み焼き屋の開業で最も重要なのは、条件の良い物件を見つけることです。開業資金の調達方法や失敗しないコツも紹介しますので、お好み焼き屋で独立を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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お好み焼き屋を開業して儲かるのか?

飲食店の上位10社の平均利益率は、12%程度です。お好み焼き屋の開業で大きくもうけるには工夫が必要ですが、15%強の利益は期待できる業態です。

お好み焼きの客単価は1,000円程度で、飲食店の中では高い方ではありません。しかし、お好み焼きの材料費は25%程度で、一般的な飲食店の約30%より低いです。材料費が安くなる分、一般的な飲食店より利益が出やすくなるでしょう。

2020年のコロナ禍以降、飲食店は厳しい状況が続いていますが、お好み焼きはテイクアウトでの提供が可能です。店内でもテイクアウトでも需要のあるお好み焼き屋の開業を検討してみてはいかがでしょうか。

お好み焼き屋に必要な開業資金

ここでは、お好み焼き屋の開業に必要な資金について解説します。お金を調達しないと開業できないため、資金について確認しておきましょう。

開業資金を用意する

お好み焼き屋の開業資金は、500〜1,500万円程度必要と言われています。必要な資金の全てを融資でまかなうのは審査が通りにくいため、3割程度は自己資金を用意しておきましょう。

できるだけ初期費用を抑えたい方は、居抜き物件を選択するのも良い方法といえます。居抜き物件とは、店舗の設備を残したまま売買や賃貸ができるテナントのことです。ただし、残っている設備が実際に使えるかどうかを確認することが大切です。

運転資金を用意する

お好み焼き屋の営業を始めるには、開業資金だけでは足りません。営業する際に、運転資金が必要です。

運転資金の中身は、材料費やスタッフへの給料、水道光熱費などです。開業しても認知が進まず経営が軌道に乗らないことがあるため、運転資金を6ヶ月分用意しておくとお金の心配をせずに営業に専念できるでしょう。

開業資金を調達する方法

まず、家族や友人から資金を借りることができないか検討してみましょう。弁済を融通してくれる場合がありますが、返済が滞り人間関係が悪くならないように注意が必要です。日本政策金融公庫では、銀行より融資を受けやすい傾向です。

開業資金を調達するには、創業補助金や地域再生中小企業創業助成金を活用できます。創業補助金は対象経費の2/3以内で、50〜1,000万円の補助を受けられます。地域再生中小企業創業助成金は、指定の地域で65歳未満のスタッフを雇ったときに受け取ることが可能です。指定の地域は、厚生労働省が決定しています。

また、お近くの商工会議所や商工会では事業の相談を受けられますので、活用してみてはいかがでしょうか。

お好み焼き屋を開業する7ステップ

お好み焼き屋を開業したいと思っていても「どうやって開業するのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。ここでは、お好み焼き屋を開業する7ステップについて解説します。

  1. 店舗のコンセプトを作る
  2. 条件の良い物件を手に入れる
  3. 仕入れ先を決める
  4. 必要な設備を選ぶ
  5. スタッフを採用・教育する
  6. 効果的に集客する
  7. 資格を取る

開業するためには、とても重要な箇所なので、ぜひご覧ください。

1. 店舗のコンセプトを作る

お好み焼き屋を開業するには、まず店舗のコンセプトを作ることが重要です。店舗のコンセプトとは、お店のテーマとなるものです。誰にご自身のお好み焼きを食べて欲しいのか、イメージしてその人に向けたコンセプト作りが成功には欠かせません。

店舗のコンセプトを作るには、市場調査を行うことが大切です。お客様となる人がどこに住んでいるのか、しっかりと調査しましょう。

お好み焼きは老若男女が食べるため、他店と同じでは流行らない可能性が高いです。自店のコンセプトを作って他店にはない独自の店舗を作ることが、成功には大切です。

2. 条件の良い物件を手に入れる

条件の良い立地は、お好み焼き屋を続けていく上でとても重要です。立地によって客足は変わるので、どこに店舗を構えるかは肝となります。

駅前は人通りが多いですが、家賃が高いです。逆に、住宅街では家賃は安いですが客足は鈍くなります。このように立地は一長一短なので、条件の良い物件を見つけるのはとても難しいと言えるでしょう。

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提携している不動産会社から直接、物件を仕入れているので、未公開の掘り出し物が見つかることがあるでしょう。店舗探しはTempodasのような専門家の力を借りると、良い物件に巡り合う確率が高くなります。

3. 仕入れ先を決める

お好み焼きの仕入れで重要なのは、粉屋です。一般的なお好み焼き粉は、小麦粉をベースに食塩や昆布などを混ぜたもので作っています。粉はお好み焼きのベースとなる食材なので、複数の会社を回ってご自身が納得できるものを選びましょう。

お好み焼き屋は地域の食材を使用することで、差別化している店舗があります。一般的にお好み焼きで必要な食材は、以下のようなものがあります。

  • 肉・卵
  • 魚・水産物
  • 野菜
  • 製粉・製麺
  • 乳製品
  • 調味料

他店と同じような食材を使うので差別化しやすいでしょう。

4. 必要な設備を選ぶ

お好み焼き屋にとって必要な設備は、鉄板です。最も大切な道具であり、鉄板には費用をかけるのが良いでしょう。

分厚い鉄板ほど保温性が高く、弱火でじっくり焼くとおいしいお好み焼きが出来上がります。ただし、排気が十分にできないと店内に煙やニオイが充満するため、お客様の服や髪の毛に付くかもしれません。

不十分な換気設備ではお客様が離れる可能性があるので、購入前の確認が大切です。また、保健所からの営業許可を得るためには、客席とキッチンが区分けされていることやグリストラップなどの設備が必要となります。

設備全般にお金をかけると多額の費用が必要となるため、鉄板と換気をメインに検討するのが良いでしょう。

5. スタッフを採用・教育する

お好み焼き屋はお客様が焼く形式や出来上がった商品を食べるなどスタイルが複数あるため、スタッフを採用するかどうかは提供方式に応じて決めれば良いでしょう。

お客様に焼いてもらうスタイルであれば、スタッフを雇うのを少なくできます。スタッフを雇わずに家族や友人に手伝ってもらうことを検討してみても良いでしょう。

6. 効果的に集客する

お好み焼き屋の集客の基本は、店舗近くの人に来てもらうことです。駅前や店先でチラシを配ると、認知アップにつながります。食べログやホットペッパーグルメなどの有料グルメサイトへの登録も良いでしょう。

また効果的に集客するなら、自店のホームページを作成するのも良い方法と言えます。SNSで口コミが広がれば、自店を検索してくれる人が現れるでしょう。そのときにホームページがあれば効果的に集客できます。

7. 資格を取る

お好み焼き屋を開業するには、食品衛生責任者の資格と保健所の許可が必要です。法律により各店舗ごとに食品衛生責任者を置くことが義務付けされており、各都道府県の食品衛生協会のホームページから申し込み可能です。会場受講だけではなく、インターネットを使ったeラーニングも選択できます。

店舗の所在地を管轄する保健所へ営業の申請を行い、検査に合格しなければ営業は認められません。管轄の保健所に足を運び、指摘を受けやすい点など確認しておくと再検査を防ぐことができます。

必要な書類を提出し検査を受け問題なければ、許可証が交付されます。また、収容人数が30名以上の場合は防火管理者の資格取得も必要です。管轄の消防署で講習を1日受ければ、防火管理者となれます。

お好み焼き屋を開業する4つのメリット

ここでは、お好み焼き屋を開業する4つのメリットについて解説します。

  • 利益率が高い
  • テイクアウトの需要もある
  • アイドルタイムが少ない
  • 全世代の人がお客様になり得る

利益率が高い

お好み焼き屋を開業するメリットは、利益率が高いことです。飲食店の利益率上位10社の平均は12%ですが、お好み焼き屋は15%程度期待できます。

利益率が高い要因は、他の飲食店に比べて材料費が安く、人件費があまりかからないことです。冷凍の食材を使えば、ロスの削減につながります。利益率が高いことは、開業する大きなメリットです。

テイクアウトの需要もある

お好み焼き屋を開業するメリットは、店内だけではなくテイクアウトも見込めることです。テイクアウトは商品を提供するのみで、片付けや洗い物をせずに利益を上げられます。コロナ禍以降、店内の食事だけではなくテイクアウト需要があるため、売り上げアップが期待できます。

アイドルタイムが少ない

アイドルタイムが少ない点も、お好み焼き屋の長所です。お好み焼きは食事だけではなくおやつとしても需要があるため、アイドルタイムが少なく売上を伸ばしやすい業態です。一般的な飲食店では、ランチ(11〜14時)とディナー(17〜20時)の時間帯はお客様が多いピークタイムです。一方、その他の時間はアイドルタイムといい、比較的お客様が少ない時間になります。

しかしお好み焼き屋では、14〜17時などのアイドルタイムにもお客様が来店したりテイクアウトで購入してくれたりします。アイドルタイムが少ないのは、お好み焼き屋の大きなメリットです。

全世代の人がお客様になり得る

お好み焼き屋が有利なのは、老若男女の誰もがお客様になり得るということです。油がギトギトの商品は若い人には人気ですが、年配のお客様は少ない傾向にあります。しかしお好み焼きは、若い方でもお年を召した人も食べに来てくれます。

また肩肘張らずに気軽に食べられる点も、お好み焼きのメリットです。飲食店の中でも老若男女が食べる商品は少ないので、お好み焼きの大きなメリットと言えるでしょう。

お好み焼き屋を開業するデメリット     

お好み焼き屋のデメリットは、販売価格が安いことです。材料費が安いのはメリットになりますが、その分売価が安い点がお好み焼きのデメリットと言えます。小さい子どもから年配の方まで食べるため、食事しやすい価格になりがちです。

客単価をあげて売上アップするには、お好み焼き以外のメニューを提供することです。アルコールやおつまみなどのサイドメニューを作って客単価を伸ばすと、売上アップになります。また、お客様の回転率を上げる工夫をすると、デメリットの解消につながるでしょう。

お好み焼き屋の開業を失敗しないコツ4選

ここでは、お好み焼き屋の開業を失敗しないコツについて解説します。

  • 立地に合わせたターゲットを決める
  • 他店と差別化したメニューを作る
  • 宣伝にインターネットを使う
  • 独立前に修行する

少しでも失敗する確率を減らすために、開業前にしっかり確認しておきましょう。

立地に合わせたターゲットを決める

失敗しないためには、お客様の層を決めることです。ターゲットとなるお客様を決めれば、その方がたくさん住む場所に出店しましょう。ファミリー層をターゲットとしているのであれば、子育て世代が多い地域に出店することが重要です。

他店と差別化したメニューを作る

お好み焼き開業に失敗しないコツは、自店独自のものを提供することです。お好み焼き屋は競合ひしめくエリアがあるため、その中からお客様に選ばれるためには、ここでしか体験できないものを提供することが重要です。

味や店舗の雰囲気、清潔感、価格・サービスなどで他店との違いを打ち出すと、失敗しにくいと言えます。また、お客様の層に合わせたメニューの提供も失敗しないためには大切です。たとえば、お客様にサラリーマンが多いのであれば、アルコールやおつまみを提供するのが良いでしょう。

宣伝にインターネットを使う

お客様に来店してもらうには、店舗の存在を知ってもらうことが何より大切です。店舗前や最寄り駅で割引券のついたチラシを配ると、認知につながるでしょう。

また店舗のホームページを作成すれば、効率良い宣伝が可能です。SNSからの口コミが広がったときにホームページがあれば、来店する可能性を高めます。

独立前に修行する

飲食店で働いた経験がなく開業するのは、リスクが高いと言えます。経験がないなら、ご自身がお好み焼き屋で働いてから独立すると、失敗する確率を減らせます。接客から仕入れ先、店舗の立地条件など生の情報を働きながら獲得できます。

また、実際に働かなくても開業ノウハウを持っている学校で学ぶ方法もあります。授業料はかかりますが、開業するノウハウを学べるでしょう。経験やノウハウなしに開業するのは、失敗する確率が高いため、独立前に学んでおくことがおすすめです。

条件の良い物件を見つけてお好み焼き屋を開業しよう

飲食店を開業するなら利益率の高いお好み焼き屋を選ぶのは、良い選択と言えます。お好み焼き屋を開業するには、資金を用意し条件の良い物件を選ぶことが重要です。しかし、ご自身が希望する条件の物件を見つけるのは難しいと考えている方は、多いでしょう。物件探しでお困りならTempodas(テンポダス)への登録をおすすめします。Tempodasでは掲載数が20,000件以上あり、提携している不動産会社から直接仕入れた未公開物件の契約も可能です。物件を探している方は無料で使えるので、手早く良質な物件を探したい方はTempodasを利用してみてください。